おはようございます。
さて今週は、大仰の代名詞といえばこの御方、ボノがフロントマンのバンド、U2の「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネーム」をピックアップ。
うーん、あんたは神にでもなったつもりか、とちょっと意地悪な嫌味でも言いたくなるようなスケール感が微妙にイラつく(笑)
だがしかし、最終的には「やっぱいい曲だわ…」と抗えずにひれ伏してしまうという、このなんともいえないアンビヴァレンツな感情が湧きあがってくるのが、ボノのヴォーカリゼーションの真骨頂。まぁ、リリックはそんな大したことを言ってはいないが(笑)
超絶大傑作アルバム「ヨシュア・トゥリー」のオープニングを飾るこの曲ですが、ジ・エッジのカッティングギターの疾走感も相俟って、アルバム全体のイメージを完璧にレペゼンする理想的なオープニングナンバーとなっているのではないでしょうか。
そういえば「ヨシュア・トゥリー」 のプロデュースをしたのがブライアン・イーノってことで、なんとなくイメージ的に、U2との(いや、ボノとの?)仕事は相当イライラしながらやってたんじゃないかなぁ、とか邪推してしまう。まぁ、ブライアン・イーノは変態だけど紳士だから、ちゃんとお仕事は(最高のカタチで)やり遂げる御方だと思われますが。
やたら無責任に妄想でテキトーなことをづらづらと書き散らかしてしまいましたが、ベッドルームミュージックやミニマルミュージックでチルってばかりいないで、たまには時代錯誤で大仰なスケール感のあるロックを聴いてみるのもいいもんです。たまには。
てなワケで、ミクロな視点とマクロな視点、常に双方の視点を持つことに意識的でいるようこころがけながら、今週もゆるくサヴァイヴしてまいりましょう。
本日の1曲:U2 – Where The Streets Have No Name
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