おそようございます。
さて本日は、ハンバートハンバートの「がんばれ兄ちゃん」をピックアップ。
素晴らしい。どうですか。アルファ波が出まくってきたんじゃないでしょうか。
歳食って涙腺ゆるくなっちまったのか、なんか泣きそうにもなったりなんかして。
個人的には、ハンバートハンバートの楽曲には、そこはかとなく、死の香りといいますか、死生観のようなものを感じたりなんかもします。
佐藤良成さんの作り上げる楽曲の繊細さと緻密さ、ギタープレイの素晴らしさは云わずもがななんですが、なんといっても、やたらと気持ちいい倍音がでまくってる佐野遊穂さんの唄声が、ハンバートハンバートの大きな魅力となっております。
しかも、この「がんばれ兄ちゃん」には、ベースに細野晴臣さん、ギターに長岡亮介さんと、腕利きの音楽家が参加しており、軽快なサウンドに一役も二役も買っております。特に長岡さんのカントリー調のギターカッティングとリックが最高すぎる。
フジロック ’18のフィールド・オブ・ヘヴンでのパフォーマンスも素晴らしかったなぁ。
9.11から20年、世界の分断は深刻化、関係性はより複雑化しておりますが、世界情勢、社会情勢の悪化を内面化させるのは自己崩壊を招くので、もちろん無関心、無思考状態になることは避けつつ、ここはひとつ、ハンバートハンバートを聴いて、たまには目の前にあるシアワセってやつをしっかりと噛み締めながら、今週もゆるく、サヴァイヴしてまいりましょう。
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