おはようございます。
さて今週は、ニューウェイヴといえばオイラのなかで筆頭のひとつとなる大好きなこのバンド、ザ・カーズの「ユー・マイト・シンク」をピックアップ。
うーん、いろんな意味で、ザッツ☆80年代。なんつうか酷い(笑)まぁ、最高ですけどね。
で、リリックの内容もこれまた80年代を象徴?するかのような、好きな娘にまとわりつくかまってちゃん男の独白というか、それが最高に激ポップな楽曲とニューウェイヴなサウンドで奏でられます。
なんでも、このMVは初めてコンピュータグラフィックスが使われたミュージックビデオのひとつらしく、CG技術が急激に進化を遂げてしまった現代の眼で観てしまうとホントしょうもないクソコラ動画にしか見えないのですが(笑)、そのしょうもないセンスとユーモア、そして、鮎川誠さん似?のリック・オケイセックのビジュアルは、いま観てもそんな恥ずかしくない笑えるデキになっております(そうか?)。
しかも、この「ユー・マイト・シンク」のMVは、マイケル・ジャクソンの「スリラー」、シンディ・ローパーの「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」を押しのけて、 第1回MTVビデオミュージック・アワードの「最優秀ビデオ賞」を受賞しているようでして、なんというか、そこらへんの能天気さ加減も80年代を象徴している感じがして脱力する。
てなワケで、一億総主観道徳の押し付け合いで己自身の首を絞めまくっているいまの時代を、うまくエスケイプしながら適度に脱力しつつ、ほどよくノーテンキに今週もサヴァイヴしてまいりましょう。
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