さて、早いもので2022年も残り僅か11か月となりました。
と、つまらん話の切り出しは置いときまして、2022年も年明け早々、オミクロン株感染拡大、トンガ沖の海底火山大噴火、株価暴落、緊迫するウクライナ情勢、北朝鮮のミサイル発射などなど、世界は不安と困難で溢れかえっている状態でございます。
こんなときは音楽聴いてコーヒーブレイクです。
しかし、オイラが嬉々として利用しているこのSpotifyですが、SpotifyのCEOであるダニエル・エクがAI防衛技術を開発する軍事企業「Helsing(ヘルシング)」へ投資、取締役にも加わっているとのことで物議を醸し、各方面から批判をされております。
で、最近知ったのですが、ジョー・ローガンがホストとなっているSpotify独占のポッドキャスト番組でコロナワクチンについての誤情報、根拠のない主張やデマを含む配信がされており、それをそのまま放置しているSpotifyに対してニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルらが抗議を表明、自身の楽曲をSpotifyから撤退させるという宣言をしており、いま確認したらほんとにニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルのアルバムがごっそり消えてなくなっておりました。なんてこったい。まぁ、Amazon Primeも利用しているので、そっちである程度補完はできますけど…(あとは、引っ越し以降、開梱されず放置されている約3,000枚ほどのCDを詰め込んだ段ボール箱を漁るしかない…笑)。
と、このブログをタイピングしている最中に以下の報道記事が。
流石、ウッドストック時代を生きてきたアーティストの政治的社会的行動力には感服いたします。
ちなみに、ツイッターのタイムラインを眺めていると、ダニエル・エクの軍事企業投資の件に対し、抗議の意思表示としてSpotifyの利用解約をした方もいらっしゃるようです。さすがにオイラはそこまで清廉潔白にはなれないヘタレでございます。
とはいえ、将来的に巨大企業が国家を支配していく(陰謀論的にSpotifyのビッグデータがAI防衛技術に利用されるとか…笑)、というディストピアな世界はより現実に近づいている感もあったりもしますので、最大の敵は物事に対する己の無関心ってことで思考停止にはならないようにしていきましょう。なんか免罪符的なもの言いでアレですけど。ま、単純にSpotifyで聴けるアーティストがごっそり居なくなったら他サービスへの乗り換えを考えます。
というワケで、巨大企業に飼い慣らされたユーザーの勝手な願いですが、ニール・ヤングとジョニ・ミッチェルのアルバムがSpotifyで再配信されることを祈りつつ、2022年1月版ブログ的プレイリストでございます。