グッイヴニン。
さて、今週は、なにやら怪しげな雰囲気のUSインディーポップ・デュオ、テニスの「ニード・ユア・ラヴ」をピックアップ。
カーペンターズを彷彿とさせる古き良きポップソング(「スーパースター」のカヴァーもやってます)、といった趣きの曲ですが、うーん、なんなのだろうか、そこはかとなくプンプン漂ってくるこの胡散臭さは(笑)
当の本人たちは真面目にやっているのか、意識的にパロディ成分入れてやっているのか、判断しかねる感じではありますが、マドンナとブライアン・メイを足して2で割ったようなお姉さんのルックスといい、世界でいちばんダサいPVで有名?な「アイ・ウォント・トゥ・ラヴ・ユー・テンダー」のダニーさんっぽいルックス(ヘアスタイルが)のあんちゃんといい、ゴダールの「気狂いピエロ」にインスパイア?されたみたいなカット割りやコントラスト高めのヴィヴィッドな色合いとフィルムグレインを入れた映像といい、ディケイタイム短めのツボを押さえたスネアのサウンドといい、意識高く?真剣にやっているということを前提でこの曲をとらえると、逆に余計に詐欺師っぽい感じになるというパラドックス。
デュオユニット名も「テニス」(笑)って、なんかもう、天然のような気もしてきましたが、このMVを機に、年齢を重ねるごとに身も心も添加物まみれになってしまっている己を顧みて、意識的に己のなかにある天然素材ってもんを見つめ直してみるのもよいかもしれません(なんのこっちゃ)。
というワケで、実際は、ええ歳こいた大人が意識的天然を演じるのは痛々しい&難易度高い(すぐバレる)という現実を踏まえた上で、ほどよいバランスで真正天然パワーをつかいつつ、今週もゆるくサヴァイヴしてまいりましょう。
本日の1曲:Tennis – Need Your Love
リンク