おばんでございます。
さて今週は、モリッシーの「ノーヴェンバー・スポーンド・ア・モンスター」をピックアップ。
うーん、キモい。くねくねすんな(笑)
だがしかし、このへろへろなよなよしたヴォーカルとくねくねがないと、モリッシーとはいえない。
モリッシーやザ・スミスについては、とにかく定期的に聴きたくなる音楽のひとつであります。
ニュー・オーダーなんかもその類いの音楽なんですが、考えてみれば、バーナード・サムナーのヴォーカルもへろへろしてるので、個人的にこういう系統のヴォーカル、そしてメロディーが大好きなのかも知れない。
語弊があるかもしれんが、純粋無垢な声質というか、むずむずしてクセになる気持ちよさがある。まぁ、ザ・スミスについては、ジョニー・マーのギターも最高なんですが。
しかし、この曲のリリックが、忖度がないというか残酷というか嘘がないというか、タブー的な内容を、とんでもなくアクロバティック?に、且つ、とてつもないクオリティで描き切っていて、常人では決してできないようなバランス感覚の表現となっております。
なんか、モリッシーを聴いてると、己も含めて、この世は偽善で溢れ返っているんだ、という思い?がどんどん肥大化していってしまう。まぁ、モリ夫にしてやられているだけかも知れんが。
というワケで、これまでの人生で積み重ねてきた己自身の嘘と偽善にも目を逸らさずしっかり向き合いながら、今週もゆるくサヴァイヴしてまいりましょう。
リンク
リンク