U-NEXTで「セガ vs. 任天堂 / Console Wars」を観るために、31日間無料トライアル登録をしたら、有料コンテンツ購入に利用可能なポイントまで付与されていたので、ずっと観よう観ようと思っていた「ベイビー・ドライバー」を観ることに。と思ったら、最近「ベイビー・ドライバー」が見放題コンテンツに加わったようでポイント不要で観ることができた。やった。利用せずに済んだポイントで、今度は「テネット」を観る事にしよう。
で、「ベイビー・ドライバー」なんですが、いやぁ、やっぱ、エドガー・ライトの映画は最高やな。オープニングの「ベルボトムズ」で即効もってかれた。
エドガー・ライト監督映画はどの作品も、音楽好きなら必ずニヤリとさせられるような選曲のサントラになっているのだが、流石にコレはやり過ぎだ(笑)だがしかし、この遊びすぎこそがエドガー・ライトの真骨頂。ハリウッド初進出でもそこはお構いなし。もはや、このオープニングを撮りたかった為にこの映画を創ったとしか思えない。
ところで、エドガー・ライトの映画に欠かせない俳優といえば盟友サイモン・ペッグなのだが、この「ベイビー・ドライバー」には出演していない。その点に物足りない感もあったりするが、とはいっても脚本自体はヘヴィでコメディー色は薄いので(マイク・マイヤーズのマスクのくだりはワロタが)、ここにサイモン・ペッグとニック・フロストが加わったら、陰の脚本と陽の音楽による奇妙な緊張感と絶妙なバランスが崩壊して雰囲気的に収拾がつかなくなるだろう(笑)
で、鑑賞中は全く気付かなかったのだが、収容所の看守役で何故かジョン・スペンサーも出演していたようでして(ラリ中のチンピラ役でレッチリのフリーも出演しているが、こっちは気付いた)。
改めて観直してみたら、ガムくっちゃくっちゃしながら、だっるい歩きかたしてるジョン・スペンサー看守が確かに出演しておりました。てか、なんなんだ、あの口ヒゲは(笑)なんつうかもう「ジョン・スペンサーのハリウッド・デビュー」という字面を想像するだけで笑える。
しかしまぁ、ラストはボニー&クライド的な終わり方でなくてよかったですなぁ。
このラストのほっこり感もまたエドガー・ライトの流儀。
最後に、ヒロインのデボラ役のリリー・ジェームズの笑顔が最高にかわいい。