【今週のセガ】セガマイカード

セガ

さて本日は、唐突ですが思いつきで、先進技術で時代の先取り、世界が「アッ」と驚いた(笑)、1985年に登場したセガマイカードをご紹介。

セガマイカード第一弾ソフトは、セガ版「スパルタンX」と名高い(笑)「ドラゴン・ワン」と、擬似3Dシューティング(一部トップビュー面あり)の「ズーム909」で、当時は両方とも購入して遊んでました。

ファミコンに「スパルタンX」があるんだったら、セガには「ドラゴン・ワン」があるんや!と、学校内で叫んだところで、時はファミコン大全盛期、ハード性能的にもファミコンに劣るSG-1000IIでは見栄えもしょぼく(まぁ、ハード性能的な事を考えると相当頑張ってるが)、全く相手にされなかった。

しかし、しょぼいとはいえ「ズーム909」の3D感、PSG音源の特性を活かしたスペイシーなBGMは最高でございます(思い出補正マックス)。

で、セガマイカードですが、カートリッジタイプのソフトでなくICカードタイプ(後発のPCエンジンのHuカードのほうが認知度高いのがなんとも)のROMソフトで、当たり前だが、カートリッジROM方式のゲーム機本体には直接挿入する事ができないため、「カードキャッチャ」というカートリッジ型変換アダプタを経由して挿入する必要があり、本末転倒感がもの凄い。※その後の次世代機、セガ・マークIIIやマスターシステムには、マイカード専用スロットが標準搭載された。

ガキだった当時は、ゲーム内容の良し悪し云々には関係なく、ただ単純に「こんな薄っぺらいカードにゲームが入っている!すげぇ!」って喜んでいたような気がする。世界はどうかわからんが、少なくともオイラは驚いていた(笑)いま思えば、セガはこの頃からすでに、子供だましや小手先感丸出しのアピール癖があったように思う。

とはいっても、セガマイカードで発売されたゲームには「忍者プリンセス」「ピットフォールII」「ヒーロー」「ガルケーブ」といった名作もあり、これらのソフトは、ホントよく遊んだ。特に「ピットフォールII」を自力でクリアしたときの達成感はマジで半端なかった。

そういえば、「アストロシティミニ」には、念願のアーケード版「忍者プリンセス」が収録されているんだった。すっかり放置していた。遊ばねば。気が向いたら…。

本日の1曲:プリンセス プリンセス – 19 GROWING UP -ode to my buddy-
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