おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。
さて新年一発目のMVは、毒舌おてんば娘(酷いセンスの表現だ)、リリー・アレンの「ノット・フェアー」をピックアップ。新年明けとは全然関係なしで平常運転です。
古きよきファンタジーな1920年代のアメリカ?を舞台に、軽快なカントリーウェスタン調のサウンドに乗っかって唄われるポップなメロディーが気持ちいい曲でございます。てか、タイコのあんちゃんはもっとやる気だせ。
しかし、唄ってることは、自分の彼氏のことについてで、いつも私を大切にしてくれる、他の男とは違うとよいしょして持ち上げときながら、ベッドの上ではまるでダメ、残念です、つまらない、挙句の果てにはフェアじゃないって(笑)
なんつうか、彼氏が憐れで可哀相になってくるリリックではありますが、大げさに無責任にいってしまえば、リリー・アレンの言動と行動は、いつの時代になっても連綿と続いている男尊女卑に対するカウンターとしてデリケートな領域に摩擦を生み出し(正にセックスのことになるが、女性であるリリー・アレンが主導しているのだ)、善し悪しは別として偏見のあぶり出しに効力を発しております。なんか彼女の場合、それがブーメランになっていることも多々ありそうなイメージもありますが。
しかし、リリー・アレンのふてぶてしさとキュートさが共存している表情がもう最高にかわいい。めちゃくちゃ美人って感じのルックスではないんだが、とにかくスゲいモテそう。わからんけど。まぁ、一緒に酒をかっ喰らうガールフレンドとしてならば最高に面白いだろうが、彼女のオトコになるには相当な器量が必要になってくるだろうと思われます。
てなワケで、器量も甲斐性もなく早漏のオイラは、新年早々なんか自分で勝手にヘコんでしまいましたが(笑)、素敵なことに触れていき、2022年もゆるくサヴァイヴしていきたいと思います。