おそようございます。
さて、今週は、レフトフィールドのニール・バーンズを父にもつ、ジョージアの「ランニング・アップ・ザット・ヒル」をピックアップ。
この曲はケイト・ブッシュのカヴァーなんですが、なんといいますか、とにかく音が気持ちいい。
まぁ、ヴォーカルについては、本家のケイト・ブッシュが凄すぎるので比較するのは野暮ってもんですが、アナログシンセの分厚い音の質感、ドラムサンプリングによる小気味いいビートの質感(機材には詳しくないが、TR-909を多用してるっぽい)、とくかくクセになるほど音の質感が気持ちいい。
配信されているライヴパフォーマンスも観てみたが、秘密基地みたいに構成された機材のなかで、たったひとりですべての役割をこなすマルチプレイヤーっぷりで、なかなかの変り種というか変わり者というか、かなり面白い&楽しそう。
音の質感は80年代のフィールを感じさせつつ、トータルで構築された出力されるサウンドは現在進行形ってことで、ニューレトロフィーチャーエレクトロミュージックと名づけよう(うん、テキトー)。
しかし、コロナパンデミックがなければ、フジロック ’20で、ジョージアのライヴパフォーマンスを体験できるはずだったんだがぁ…。残念無念。
というワケで(どんなワケだ)、いろんな意味で一定サイクルで訪れる温故知新フィーリングを疎かにせず、今週もゆるくサヴァイヴしてまいりましょう。
本日の1曲:Georgia – Running Up That Hill